膝の痛み
- 歩くと膝が痛く、長い距離を歩けない
- 曲げた膝を伸ばすなど、動き始めが痛い
- 階段の上り下りがつらく、手すりがないと不安
- 膝が腫れて、熱を持っている感じがする
- 膝が痛くて趣味や外出が億劫になっている
膝の痛みについて|さぬき市みなづき接骨院
膝の痛みにつながる要因
膝の痛みの主な原因は、膝関節を支える半月板、靭帯、軟骨、筋肉の各部位の状態が年齢や生活習慣の影響を受け、正常な動きや柔軟性が低下することにあります。
具体的には、以下のような要因が膝痛を引き起こします。
過去の怪我による膝への影響
過去の骨折や靭帯、半月板の損傷は、膝関節に長期的な影響を与えることがあります。ケガによって膝の構造や機能が弱まると、その後も膝にかかる負担が増し、再び痛みが出やすくなります。また、靭帯や半月板の損傷があると、関節が不安定になり、動作のたびに他の部分が過剰に働くため、痛みや変形が進行することもあります。感染後の後遺症も同様で、膝の組織や関節が弱まることで、正常な動きが制限され、炎症が残りやすくなるため、痛みが長引く原因にもなり得ます。
体重増による膝への負荷増
体重が増加すると、膝関節には常に過剰な圧力がかかることになります。特に、歩行や階段の上り下りなど、日常の動作において膝関節は数倍の負担を受けています。肥満の方は、痩せている方に比べて軟骨や周囲の組織が摩耗しやすく、変形性膝関節症のリスクも高まります。肥満によって膝関節への負担が増すと、関節の軟骨がすり減りやすく、膝のクッション機能が低下するため、関節の痛みや炎症が生じやすくなります。このような負荷は、長年にわたって少しずつ膝の変形を進行させる可能性があり、痛みの悪化にもつながります。
軟骨のすり減り
加齢とともに、膝関節内にある軟骨が少しずつ摩耗していきます。この軟骨は、骨と骨の間に位置し、クッションのように役立つため、日常的な動作での衝撃や摩擦を吸収する役割を果たしています。しかし、長年にわたり膝を使用することで軟骨が徐々にすり減り、クッション機能が低下します。軟骨が薄くなると、膝の骨同士が直接擦れ合いやすくなり、関節内部に摩擦が生じて痛みが発生します。さらに、摩擦が続くことで炎症が起きやすくなり、膝の腫れや痛みがひどくなることも少なくありません。
身体のゆがみ・傾きによる膝への負荷
身体全体の骨格や姿勢のバランスが崩れると、膝関節には通常以上の負担がかかるようになります。特に、身体のゆがみや傾きがあると、身体の左右バランスが乱れ、膝に負担が偏ってかかるようになります。例えば、ストレートネックや猫背などの姿勢の崩れは、上半身の重心を前方に移動させ、結果として膝関節にかかる圧力が強くなる傾向があります。この負荷が膝の片側に集中すると、軟骨の摩耗が進行しやすくなり、変形や痛みの原因となります。
痛み止めや湿布といった対症療法では根本的な解消が難しいため、身体のゆがみ・傾きにアプローチし、膝関節の負担減による可動域と筋肉の柔軟性を改善する治療が効果的です。
身体のゆがみ・傾きによる膝への負担
膝の痛みは、姿勢の悪化による身体のゆがみ・傾きが引き金となっているケースが多く見られます。例えば、ストレートネックや猫背といった姿勢の問題は、頭や上半身の重心を前方に移動させるため、通常よりも膝に大きな負担がかかるようになります。このような重心の偏りは、膝関節の片側に圧力が集中する原因となります。
さらに、こうした不均衡な負荷は膝関節だけでなく、股関節や足首にも影響を及ぼしやすく、結果として膝を支える筋肉や靭帯にも過度な負担がかかります。この繰り返しが、関節に慢性的な炎症や痛みを引き起こします。
身体のゆがみ・傾きにアプローチし姿勢を整えることは、膝への負担を軽減するうえで非常に重要になります。
膝の痛みに対しての施術法
膝への施術の3つのポイント
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膝だけでなく全身の状態を検査します!
みなづき接骨院では、施術前に必ず、「カウンセリング」と「検査」をおこないます。カウンセリングと検査により、膝の痛みの本当の原因を明確にし、これからおこなう施術についての説明をおこないます。
具体的に検査では、膝だけでなく、全身のゆがみ・傾きも確認します。関連する筋肉、関節の動きやすさ、力の入りやすさを調べていきます。。これは、安全に治療を進めるために欠かせないステップです。 -
身体のゆがみ・傾きにアプローチ!
膝の痛みの解消にあたっては、膝自体に直接アプローチするだけでなく、全身の歪みや傾きを整えていくことが大切です。施術にはMIインパクトといった最新の施術機器を導入し、姿勢の悪化に繋がる特定の部位へ、より精密かつ安全なアプローチができるよう努めています。MIインパクトは微細な振動を利用して、筋肉や関節に無理なく働きかけ、負担や痛みが少ない形でゆがみや傾きの解消を図ることが可能です。
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早期解消をサポートする「ハイボルテージ治療」
痛みの強い時期や膝が腫れているなどの「急性期」には、適切な治療が必要です。手術が必要なほど膝が大きく変形している場合を除けば、この急性期には炎症をしっかり抑えることが最優先になります。
そのため急性期には「ハイボルテージ治療」という方法を用いて炎症を抑えるサポートをしています。ハイボルテージ治療はプロのスポーツ選手も使用している方法で、通常の低周波の電気治療と異なり、深いところまで電流を届けられるのが特徴です。これにより、痛みや腫れを早く解消する結果が期待できます。
施術の一番の目的は、ただ膝の痛みを和らげることではありません。痛みや症状の解消は大切ですが、それ以上に重要なのは、痛みが再発しない身体づくりだと考えています。
膝が痛い時に気をつける事
以下のことを専門家の指導なく行うことは、痛みや症状を悪化につながる恐れがあります。
- 膝が痛い時に、無理に曲げたり体重をかけたりの痛みを探す動作
- 膝や膝周りのマッサージやストレッチ
- 膝を温める行為(特に膝が急に痛くなった時、腫れている時)
膝の痛みがあるときは以下の事に気をつけてください。
- 安静を保つ
・痛みが強いときや、症状が悪化しそうなときは、無理に動かさず安静にすることが大切です。
・歩くときや立ち上がるときは、痛みがある膝にできるだけ体重をかけないようにしましょう。 - 痛みを探さない
・痛みのある箇所を無理に動かして、痛みがどこにあるか、どの程度かを確認しようとするのは避けましょう。これにより痛みが悪化することもあります。
・動く際も、痛みがある場合はその動きを控え、無理のない範囲で行うよう心がけましょう。
よくある質問
- その施術は痛いですか?
- 刺激が少なく負担の少ない施術を心がけていますが、施術中に多少の痛みを感じることがあります。ただ、強すぎる刺激は効果を弱めてしまうため、適度な「痛気持ちいい」感覚を目指して調整しています。安心してお受けいただけるよう配慮いたしますので、ご安心ください。
- こういう方はこないほうがいい!などはありますか?
- 膝の痛みに対する施術では、身体の「ゆがみ」や「傾き」を整えることで、長期的な痛みの解消を目指しています。即効性を求める方、リラクゼーション目的の方、試しに受けてみたい方には適さないかもしれませんが、根本的に症状を解消したい方には有効な選択肢となるでしょう。
- 予約制でしょうか?
- 予約制となっております。ご予約はLINEまたはお電話で承ります。ご予約の際には、お名前、ご相談の症状、初回のご来院かどうか、また紹介者の有無をお知らせいただけますと、スムーズにご案内が可能です。
- 駐車場はありますか?
- はい、ご利用いただけます。駐車スペースは10台分ご用意しております。
- 服装はどのようなものを着ていけばいいですか?
- 足の動きや筋肉の状態を確認するため、固い素材のジーンズや裾がめくれやすいスカートは避け、動きやすい服装でお越しいただけると助かります。更衣室とお着替えもご用意しておりますので、必要な際はお気軽にお声がけください。