健康とは?

皆さんは「健康」について、どのように考えていますか?
痛みや不調で、ベッドで過ごす時間が長くなり、思うように体を動かせない。また、趣味を楽しんだり、遊びに出かけたりすることができない。このような状態を「健康」と呼べるのでしょうか?

みなづき接骨院では、痛みや不調に悩まされることなく、自分のことを自分で出来る健康的な体で過ごせる時間を守り、より長く維持するための「健康予防」に重点を置いています。

健康に大切なこと

みなづき接骨院では、健康の身体にとって大切なことは「神経が正常に働いている」ことだと考えています。身体を構成する筋肉、関節、内臓、血流などはすべて神経によってコントロールされています。そのため、神経の働きが乱れると、これらの機能が低下し、病気には至らないものの、健康とは言えない「未病」の状態に陥ると考えています。

病名がつくものは氷山の一角

病気と名のつくもの

頭痛や耳鳴り、肩や腰の痛みなどで病院を受診し、検査を受けても「異常なし」と言われたことはありませんか?
実は、病気として名前がつくものは氷山の一角に過ぎません。特に、身体の痛みや不調に関しては、明確な病名がつかないことがほとんどです。レントゲンやMRI検査では異常が見つからないものの、痛みや体調の不調が続く「未病」の状態の方が圧倒的に多いのです。

健康と背骨の関係

病院の検査では特に異常が見つからないのに、なんとなく体がだるい、肩こりや腰痛が続くといった不調を感じていませんか?このような状態では、神経の働きが正常に保たれていない可能性が考えられます。そして、その原因の一つが背骨を構成する「椎骨」にあることが多いのです。

背骨は複数の椎骨が上下の関節で連なり、椎間関節によってその安定性を保っています。この椎間関節の隙間から全身へ神経が伸びていきますが、何らかの理由でその隙間が狭くなると神経が圧迫され、正常な働きが妨げられることがあります。

こうした状態をそのままにしておくと、椎間関節への負担が蓄積し、次第に劣化や変形が進行することがあります。この進行が病院で「頚椎症」や「腰椎症」と診断されることがあり、さらに悪化すると「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」といった病名が付けられることもあります。

背骨のメンテナンス=健康予防

背骨の状態には段階がある

退化パネル

神経が正常に働いている状態には、椎間関節が正しく動いていることが欠かせません。しかし、デスクワークや長時間同じ姿勢を続ける生活習慣は、椎間関節に大きな負担をかけてしまいます。この状態が何年も積み重なると、椎間関節に変形が生じるリスクが高まります。

椎間関節が変形すると、そこから出ている神経が圧迫されます。この神経は全身へ広がり、内臓にもつながっています。そのため、神経が圧迫され続けると、内臓の働きにも影響が及び、機能が低下していく可能性があります。このような状態が長期間放置されることで、結果的に『病気』へと繋がるのです。病気は突然現れるわけではなく、長年の積み重ねが原因となっているケースがほとんどです。

健康を維持するためには、まず神経の働きをしっかりと守ることが大切です。そのためには、椎間関節の正常な動きを保つことが必要です。背骨と神経は、健康の基盤となる重要な部分です。日々のケアを通じて、背骨を整えることが健康への第一歩となります。