四十肩・五十肩は「歳のせい」ではない?腕が上がらない本当の原因
2026年09月14日
腕を上げると肩の奥で引っかかる感じがする、それは歳のせいだけでしょうか
高いところの物を取ろうと腕を上げたとき、肩の奥でズキッと引っかかるような痛みを感じる。
夜、痛む側を下にして眠れない。
着替えで腕を後ろに回すのがつらい。
四十代・五十代になると、こうした肩の状態を「四十肩」「五十肩」という言葉でひとまとめにしてしまいがちです。
「歳のせいだから仕方ない」「そのうち良くなる」と言われることも多いのですが、僕は少し違う見方をしています。
歳を重ねたこと自体が原因というより、その間に積み重なった身体の使い方や関節の状態が、たまたま四十代・五十代という時期に表面化しているだけではないか、というのが僕の考えです。
肩が上がりにくくなる、本当に考えられる原因とは
肩の関節は、腕の骨・肩甲骨・鎖骨が組み合わさって動いていますが、その土台になっているのは背骨、特に背中側の関節の動きです。

背骨は一枚板のような構造ではなく、椎骨がいくつも積み重なった関節の連なりです。
その一つでも動きが悪くなると、肩甲骨が本来の位置へ滑らかに動けなくなり、腕を上げる動作そのものがぎこちなくなってしまうのです。
肩こりは筋肉の緊張によって「重い・張る」という状態が中心になるのに対し、四十肩・五十肩と呼ばれる状態は、関節そのものが動く範囲そのものが狭くなっている点が異なります。
この違いに気づかず、肩こりと同じ感覚でマッサージだけを続けて様子を見てしまう方も少なくありません。
動かせているうちは、なかなか気づけません
関節の動きが多少悪くても、周りの筋肉が代わりに頑張って動かしてしまうため、本人はその動きの悪さになかなか気づけません。
「まだ腕は上がるから大丈夫」と思っているうちに、少しずつ可動域が狭くなっていき、ある日突然「これ以上、上がらない」と感じる瞬間が訪れます。
ここが四十肩・五十肩の分かりにくいところだと、僕は日々のカウンセリングでよく感じています。
揉んでもらってその場は楽になっても、可動域が戻らないのはなぜでしょうか
肩まわりを強く揉んでもらうと、一時的に軽くなったように感じることがあります。
ですが、可動域そのものが広がったわけではないことがほとんどです。
関節の動きを制限している根本の部分が変わらなければ、身体はまた同じように筋肉を固めて守ろうとしてしまいます。
「楽になった」ことと、肩そのものが「よくなった」ことは、実は別のお話なのです。
当接骨院では、肩の動きにどう向き合っているのでしょうか

当接骨院では、痛む肩そのものだけでなく、背骨を構成する一つ一つの関節の動きを、肩甲骨や胸郭の動きと合わせて確認しています。
そのうえで、身体全体のバランスを踏まえた背骨矯正を行い、肩が自然に上がる状態を取り戻すことを目指しています。
変化には時間がかかるため、最低3ヶ月を目安に、可動域の変化を一緒に確認しながら計画的に整えていくことをおすすめしています。
ぶつけたり転んだりした覚えがないのに強い痛みが急に出てきた場合や、しびれを伴う場合は、念のため医療機関で確認しておくと安心です。
よくある質問
Q. 五十肩は自然に良くなると聞きましたが、様子を見ていて大丈夫でしょうか。
A. かかる期間には個人差があり、ご自身の力で戻っていく方もいれば、可動域の制限が長く残ってしまう方もいます。
気になる場合は、一度身体の状態を確認してみることをおすすめします。
Q. 反対側の肩は今のところ何ともないのですが、注意した方がよいでしょうか。
A. 片側の負担をかばう動きが習慣になると、反対側の肩や首まわりにも負担が及ぶことがあります。
左右のバランスを合わせて確認しておくと安心です。
「肩が上がらない」という状態は、歳のせいという一言で片づけてしまうにはもったいない、身体からのはっきりしたサインです。
腕を上げるたびに感じるあの引っかかりの正体を、一度さぬき市のみなづき接骨院でご自身の身体を確認しに、お越しいただければと思います。




