坐骨神経痛はなぜ起こる?お尻から脚にかけての痛みやしびれの正体
2026年08月31日
坐骨神経痛は、なぜ起こるのでしょうか
お尻の奥から太ももの裏、ひどいときは足先まで、ジンジン・ピリピリと響くように痛む。
長く座っているだけでつらくなる。
そんな坐骨神経痛のお悩みをよくお聞きします。
坐骨神経は、腰から骨盤、お尻を通って脚の先まで伸びる、身体の中でもっとも太く長い神経です。
その通り道のどこかで負担がかかると、痛みやしびれとして脚のほうに現れることがあります。
多くの方は「お尻が悪い」「脚の使いすぎだろう」と考えがちですが、実際には腰から骨盤にかけての関節の動きが悪くなっていることが背景にあるケースが少なくありません。
重い荷物を持った、長時間座り続けた、といった一度の出来事だけが原因とは限らず、日々の小さな負担がコップに水が注がれるように積み重なり、ある日あふれ出すように痛みへ変わることもあります。
僕自身、施術のお仕事で立ちっぱなし・前かがみの姿勢が続くと、腰から骨盤まわりが重だるくなってくるのを感じることがあります。
坐骨神経痛も、特別な人だけに起こるものではなく、誰にとっても身近な身体のサインだと感じています。

そのまま放っておくと、どうなるのでしょうか
「そのうち楽になるだろう」と様子を見ているうちに、座っているだけで脚がしびれる、歩く距離が短くなった、という声もよく聞きます。
腰や骨盤の関節の動きが悪い状態が続くと、身体はその負担を周りの筋肉や、股関節・膝といった別の部位に肩代わりさせようとします。
結果として、痛みやしびれの範囲がお尻から脚全体へと広がっていくこともあります。

姿勢を保つ働きは脳が担っていますが、関節が動きにくくロックしてしまっていると、脳が正しい位置へ戻そうとしても身体がそれに応えられません。
痛い場所だけを見ていても、この根本の部分にはなかなかたどり着けないのです。
マッサージやストレッチだけでは、なぜ物足りなさが残るのでしょうか
強く揉んでもらうと、そのときは楽になる。
けれど数日経つとまた同じ痛みが戻ってくる。
坐骨神経痛のご相談では、こうしたお声を特に多くいただきます。
これは、揉むこと自体が悪いのではなく、筋肉の緊張を生み出している根本の原因、つまり腰や骨盤の関節の動きの悪さがそのまま残っているためです。
緊張させている理由が変わらなければ、身体は自分を守ろうとしてまた同じように力を入れてしまいます。
ストレッチについても、続けることで一時的に楽になったと感じる方は多いのですが、筋肉そのものが柔らかくなっているわけではなく、痛みに慣れて伸びるように感じているだけ、というケースがほとんどです。
だからこそ、揉む・伸ばすといった外側からの刺激だけでなく、関節そのものの状態を確認することが欠かせないと僕は考えています。
当接骨院では、坐骨神経痛にどのように向き合っているのでしょうか
当接骨院では、痛みやしびれの出ている脚だけを見るのではなく、背骨を構成する一つ一つの関節の動きや状態を丁寧に確認しています。
特に腰椎から骨盤にかけての動きを重点的にチェックし、身体全体のバランスを踏まえたうえで背骨矯正を行っています。

「楽になった」状態と「よくなった」状態は、実は別のお話です。
楽になった状態がその先も続いていくように、根本の部分にじっくり向き合っていただくことを大切にしており、最低3ヶ月を目安に、計画的に整えていくことをおすすめしています。
よくある質問
Q. 坐骨神経痛は歳のせいだと言われました。年齢に関係なく良くなる可能性はありますか。
A. 年齢だけが理由とは限りません。腰や骨盤まわりの関節の動きを確認することで、今の身体の状態に合わせたアプローチを考えることができます。
Q. 脚だけがしびれて腰は痛くないのですが、それでも診てもらったほうがいいですか。
A. 腰に自覚がなくても、関節の負担が脚のほうに現れているだけということはよくあります。早めに身体の状態を確認しておくことをおすすめします。
お尻から脚にかけての痛みやしびれは、「そのうち治まるだろう」と後回しにされがちです。
ただ、その背景には身体からの小さなサインが隠れていることも少なくありません。
気になる方は一度、ご自身の身体の状態を確認しに、当接骨院までお越しいただければと思います。




