整形外科と接骨院、交通事故のあと両方に通ってもいいですか?

2026年09月3日

整形外科に通っているのに、接骨院にも通っていいのでしょうか

交通事故のあと、整形外科でレントゲンを撮ってもらったのに、「このまま接骨院にも通っていいのだろうか」と迷う方は少なくありません。

実は、医療機関と接骨院を併用したり、途中で転院したりすることは、どの保険会社でも認められています。

窓口負担なく通えるのは自賠責保険の仕組みによるもので、遠慮する必要はありません。
実費が全額こちらの負担になることはなく、費用面を理由にどちらかを我慢する必要もありません。

僕たちのところにも、「整形外科に通っているので大丈夫です」と一度は遠慮された方が、痛みやしびれが続くのをきっかけに相談にいらっしゃることがよくあります。

カウンセリングで丁寧に話を聞いている様子のイラスト

なぜ、役割を分けて通うことが基本なのでしょうか

整形外科の役割は、レントゲンやMRIによる骨折などの画像診断と、診断書の発行・痛み止めの処方です。

一方の接骨院は、柔道整復師という国家資格を持つ者が、手技を中心にした手当てを行います。
むち打ちや腰の捻挫、打撲など、画像だけでは分かりにくい状態に、お一人おひとりの状態に合わせて対応できるのが特徴です。

肩まわりの関節の動きを確認している様子のイラスト

どちらか一方で完結するものではなく、役割の違う二つの窓口を併用することが、もともとの基本的な考え方になっています。
競い合う関係ではなく、補い合う関係だとイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。


「そこまで通わなくても」と言われたら、どうすればいいですか

整形外科の先生から、接骨院への併用にあまり良い顔をされなかった、というお声を伺うこともあります。

そうした場合でも、通う場所を選ぶのはご自身の権利です。

併用しやすい医療機関をご紹介することもできますので、一人で抱え込まず、遠慮なくご相談ください。
転院そのものに特別な手続きが必要なわけではなく、思っているよりも身軽に動いていただけます。


レントゲンで「異常なし」でも、診てもらう意味はありますか

「レントゲンでは異常なしと言われたので、もう大丈夫だと思っていた」という方も多くいらっしゃいます。

ですが、痛みやしびれの原因が、骨ではなく筋肉や周りの柔らかい組織の炎症にあることは珍しくありません。
画像には映りにくい部分だからこそ、手技での確認が意味を持ってきます。

問診票を使って丁寧に説明している様子のイラスト

事故から2週間ほどは炎症が強い時期にあたるため、まずは安静を優先していただき、痛みを探すような動作や首を鳴らすような行為は避けていただくようお伝えしています。
落ち着いてきた段階で、関節や周りの組織の状態を丁寧に確認していく、という流れです。

施術を続ける期間の目安は、事故から3ヶ月から半年程度です。
初期は週に3〜4回ほどのペースで様子を見ながら進めていきます。


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整形外科と接骨院、どちらに通えばいいのか迷ったときは、我慢して一人で決めずに、まず僕たちにお聞かせください。

窓口負担のことも、併用の進め方も含めて、状態に合わせて一緒に考えていきます。

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