交通事故の施術で痛いところを強く押さない理由とは

2026年11月5日

脊柱模型を手に、身体の仕組みを穏やかに説明する代表施術者の水彩風イラスト

「もっと強くもんでほしい」と言われること

交通事故にあわれた方の施術をしていると、「もっと強く押してもらった方が早く楽になる気がする」と言われることがあります。

事故の衝撃で首や背中がこわばり、揉んでほしいという気持ちはよく分かります。
僕も、強い刺激の方が効いている実感があるというお気持ちは理解しています。

それでも、むち打ちなど交通事故によるケガの施術では、あえて強い刺激を避けることが多くあります。

身体は、守ろうとして固くなっている

お客様の肩まわりに手を添え、状態を確かめながら施術する代表施術者(水彩風イラスト)

筋肉の緊張やこわばりは、何もないところで勝手に悪くなっているわけではありません。
むち打ちで衝撃を受けた首や背中は、その部分を守ろうとして力が入りやすい状態になっています。

そこへ強い刺激を加えると、身体はさらに「守らなければ」と防御を強め、かえって力が入りやすくなることがあります。
揉んでもらった直後は楽に感じても、しばらくすると同じような固さが戻ってくる、という経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

筋肉に必要なのは、力の強さよりも、その時の状態に合わせた圧の加減だと僕は考えています。
強く押し込むことよりも、今どれくらいの圧なら身体が受け止められるかを見極めることの方が大切です。

交通事故の施術で、最初から強くしないのはなぜか

お客様の頭を支えながら首まわりに機器を用いた施術を行う代表施術者(水彩風イラスト)

事故直後の2週間ほどは、身体の内側で炎症が強く出やすい時期にあたります。
この時期にまず行うのは、ハイボルテージなどの機器による施術で炎症を落ち着かせることです。

炎症が落ち着いてきた段階で、手技による施術に移ります。
そこでも痛いところを力任せに押すよりも、首や背骨を構成する一つひとつの関節の動き・状態を確認しながら、負担のかかっている部分に合わせた圧で整えていくことを優先します。

強く押せば早く結果が出るというものではなく、関節の動きそのものが整っていくことが、お身体の状態が良くなっていく道筋だと当接骨院では考えています。

当接骨院が大切にしていること

当接骨院では、痛い場所だけを強く揉むよりも、全身の関節の動き・状態を継続して確認しながら、その時のお身体に合わせた圧で施術を進めることを大切にしています。

交通事故によるケガは、レントゲンで「異常なし」と言われても、動きにくさや違和感が残ることがあります。
強い刺激でその場を楽にすることよりも、残っている状態を正確に見極め、医師への報告にも役立てていただくことを大切にしています。

よくある質問

Q. 強くもんでもらった方が早く良くなりませんか?
A. 強さそのものが結果につながるわけではありません。
身体が防御的に力を入れてしまうと、むしろ元の固さに戻りやすくなります。

Q. 施術中に「もう少し強くしてほしい」と伝えてもいいですか?
A. もちろんお聞かせください。
ただ、その場の希望だけで圧を強めるのではなく、関節の状態を確認しながらご相談させていただきます。

さぬき市・東かがわ市・三木町で交通事故の施術の圧加減が気になる方へ

「強くもんでほしい」と感じるその気持ちの裏には、早く楽になりたいという自然な思いがあります。
だからこそ、その場の強さだけでなく、お身体の状態そのものに合わせた施術を大切にしたいと考えています。

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