レントゲンで異常なしと言われても油断できない理由

2026年07月27日

交通事故後に首に手を当てる人

交通事故に遭われた方から、こんなお話をよく伺います。

「病院でレントゲンを撮ってもらったけれど、異常はないと言われた。でも、なんとなく首や肩が重い」「事故の直後は平気だったのに、数日経ってから頭痛やだるさが出てきた」。

レントゲンは骨折や脱臼といった骨の異常を見つけるための検査です。
ですから、骨に大きな損傷がなければ「異常なし」と判断されるのは自然なことです。

ただ、それは筋肉や靭帯、神経まわりに何も起きていないことを保証するものではありません。

僕自身、事故後しばらく経ってから来られる方の身体を診て、そのことを実感する場面が少なくありません。

交通事故治療で大切なポイントを、いくつかの視点からお伝えします。

事故直後は緊張で気づきにくいことがある

事故の瞬間は身体が強く緊張しているため、
痛みや不調をあまり感じないまま過ぎてしまうことがあります。

その場では「大丈夫そう」と思っても、
翌日以降に首の重さや頭の痛み、めまいのようなものが出てくるケースは珍しくありません。

まずは、事故から日を置かずに身体の状態を確認しておくことが大切です。

小さな不調ほど見過ごされやすい

強い痛みだけでなく、めまい・耳鳴り・吐き気・手先の冷えやしびれ・目のかすみといった、
一見バラバラに見える不調が事故のあとに出てくることがあります。

ひとつひとつは小さく感じられても、こうした変化が重なっている場合は、
身体のどこかに負担がかかっているサインかもしれません。

「これくらいで相談していいのか」と迷わず、気になった段階で確認しておく方が安心です。

なぜ骨に異常がなくても不調が出るのか

事故による衝撃、特に追突などで首が大きく振られるような力が加わると、
頚椎(首の骨)まわりの関節の動きが一時的にロックしたような状態になることがあります。

頚椎は重い頭を支えながら細かく動く構造のため、もともと強い衝撃には弱い部分です。

骨そのものが折れていなくても、この関節の動きの悪さが残ったままだと、
周囲の神経や筋肉に負担がかかり続け、時間が経ってから首や肩の重さ、頭痛といった形で現れてくることがあります。

当接骨院では、こうした背骨まわりの関節の状態と神経の流れを丁寧に確認しながら、身体のバランスを整えるアプローチを行っています。

病院と当接骨院、どちらか一方でなくて大丈夫です

「整形外科に通っているから、接骨院には行けないのでは」
と思われる方もいらっしゃいますが、そうではありません。

骨折や内臓の損傷がないかを確認するのは病院の役割ですが、
背骨まわりの状態や身体のバランスを丁寧に確認していくことは、
当接骨院が力を入れている部分です。

実際、病院に定期的に通いながら、
当接骨院にも並行して通ってくださっている方は多くいらっしゃいます。

どちらか一方を選ばなければならないものではありませんので、
ご自身に合った形で活用していただければと思います。

なお、交通事故治療は事故との因果関係や施術の必要性が認められる場合、
保険を活用しながら進めていただけます。

費用面の仕組みについても、カウンセリングの中で丁寧にご説明していますので、
わからないことがあれば遠慮なくお尋ねください。

焦らず、必要な期間と向き合ってください

事故による身体への負担は、痛みが引いたからといってすぐに元通りになるとは限りません。

「もう平気だから」と早めに通うのをやめてしまい、
しばらくしてから重さや違和感がぶり返してくるお話も伺います。

身体の状態を見ながら、ご自身のペースで無理なく向き合っていただければと思います。

事故に遭われたこと自体、心身ともに負担の大きい出来事です。
だからこそ、身体のことで不安を抱えたまま過ごすのではなく、
少しでも早く、そして安心して日常を取り戻していただきたいと考えています。

「これくらい大丈夫だろう」と一人で抱え込まず、
気になることがあれば当接骨院までお気軽にご相談ください。

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